2005年03月29日

『ICO-霧の城-』宮部みゆき(講談社)

現実の延長線上にあるようなファンタジーは好きだけれども、ファンタジーファンタジーし過ぎた、架空の世界の物語というのはあまり好きじゃない。だからこの本のはじめに『いつだかわからない時代の、どこだかわからない場所でのお話。』と書いてあるのを見たとき、その先に目を移すかちょっと迷った。

でも宮部みゆきだし、せっかく借りてきた本だし…と読み始めた。最初はやっぱり興がのらず、30ページくらいで他の本を読もうか迷った。けれど50ページまでいくと視線が滑るように動き出した。その後はそのままの勢いで読み進み、あっさりと最後まで読み終えることができた。

驚きやハラハラする展開はそれほどなかったけれど、気になる点を引きのばすような書き方がうまく、興味をひきつけられながら読めたため、感想としては素直におもしろかったと思えた。結末はゲームか映画のようで、ちょっとありがちな印象を受けたけれど、あとがきを読んでその印象が素直に頷けた。というか、あとがきが一番驚いた。この作品はプレステ2でのゲーム『ICO』のノベライズ本なのだそうな。プレステ2を持ってないのでどうしようもないけれど、ゲームもやってみたくなった。


posted by meme_jam at 08:42| Comment(2) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。トラバありがとうございました。
今、息子がゲームやってます。(^^ゞ
ゲームも面白いですよ。それではまた。
Posted by AppleTeaKobo at 2005年03月29日 15:41
少し調べてみたら、『ICO』は
ゲーム自体の方が評価高いみたいですね。
ただ、本から読んだ人はこのゲームに興味をもったり、
おもしろいと感じるみたいですけれど、
ゲームを楽しんだ人が本を読むと、
ちょっと違和感を感じてるみたい(^▽^;)
Posted by meme_jam at 2005年03月30日 13:39
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ICO - 霧の城
Excerpt: ICO -霧の城- 宮部 みゆき / 講談社 ちょっと前になってしまいましたが、宮部みゆきの書いた「ICO - 霧の城」という本を読み終わり..
Weblog: Apple Tea Diary
Tracked: 2005-03-29 15:37

ICO
Excerpt: ICO -霧の城-/宮部 みゆき妹に半年くらい前に借りた『ICO』をやっと読みました。ゲームのICOはやったことないので(私はゲームが出来ないのじゃ…)この世界の情景がつかみにくかったけれどそれはし..
Weblog: 風にあずけて
Tracked: 2005-04-02 22:09
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