2005年12月18日

『誘拐の果実 (上下)』真保 裕一(集英社文庫)

今回はおもしろかった。犯人が誰なのかとか、予想を裏切るというような展開が繰り広げられる…というものではなかったけれど、結末まで一気にサラッと読むことができた。

前回読んだものが読んだものだったせいもあるんだろうけど、今回はそれほど殺伐とし過ぎずに、そして最後の円団も納得しやすいものだった。

ただ、予想通り過ぎるというのと、刑事を中心とする人物がいまひとつ書き分けられていない感じで何回かページを振り返りさせられた点がやや残念な気もする。



posted by meme_jam at 14:10| Comment(2) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真保裕一はいろいろ読んでいるから批判的に読むのも許されると思ってこんな記事を書いてしまいました。TBさせてもらいます。
証券化しておけば完璧だとする発想は戦後間もなくのころのネタでいまは通用しないのだろうと思います。
Posted by よっちゃん at 2005年12月19日 09:41
コメント・トラックバックありがとうございます。
株はよくわからないので、
証券化についてはそういう方法もあるんだーと
素直に読んでしまいましたが、
戦後というと昔からある手口だったんですね。

その証券化はおいておくとしても、
確かに今回の『誘拐の果実』は、
ミステリーやサスペンス的なのりで読んでしまうと、
少し辛いかもしれませんね。

じゃあ、何を楽しめば良いのかと考えると、
予想通りに進む展開とハッピーエンドというところでしょうか。
・・・予想通りは褒め言葉じゃないかな
Posted by meme_jam at 2005年12月22日 15:01
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Tracked: 2005-12-19 09:48
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